切手買取は「価格表」をチェック!切手ごとの違いも解説

自宅などにある切手を買い取って欲しいとき、実際に売ったらどのくらいの金額になるのか、知りたいと思ったことはありませんか?

そんなときは、買取業者が公開している「価格表」をチェックしてみましょう。

名前を知られた切手はもちろん、あまり名前を知られていない切手であっても、価格表を見れば大まかな価値が分かるかもしれません。

この記事では、切手買取の価格表について、切手ごとの違いにも触れつつ解説します。

切手買取価格表に掲載されている情報

切手買取価格表を公開している業者は、次のような切手の種類に応じて、買取価格表をまとめています。

●郵便切手(一般的なもの)

●プレミア切手(郵便、記念、特殊、航空、国立公園、年賀など)

●明治・大正・昭和の普通切手

●特別な環境下で使用されていた切手(軍事、占領地、在来国局、琉球切手)

●その他(切手帳・はがき・封筒など)

一般的な郵便切手は、額面価格よりも低いレートで買い取られますが、それ以外のものは切手によって価値が変わってきます。

とはいえ、プレミア切手だけでもたくさんの種類があることから、どの柄が高価買取につながるのか、一般人では即座に判断するのが難しいでしょう。

よって、珍しそうな切手を見つけたら、まずは買取業者に査定を依頼することをおすすめします。

切手価格の買取表をチェックする際の注意点

切手買取を依頼する際、業者がインターネット等で公開している切手価格の買取表をチェックする場合は、どのような点に注意すべきなのでしょうか。

以下、主なものをいくつかご紹介します。

切手の名称や図柄・金額が明確であること

特に、プレミア価値がある切手に言えることですが、切手価格買取表に記載されている情報があいまいだと、査定を頼んだ際に不安を感じるはずです。

できるだけ、切手の名称・図柄・金額が明確になっている買取表をチェックして、自分の切手の価値について「ある程度目星を付けられる」お店を選ぶとよいでしょう。

逆に、一般的な切手の買取率・買取価格だけが公開されている場合、そもそもプレミア切手や特殊な切手の査定が正しく行えるのか、不安に感じるかもしれません。

よって、まずは切手の価値が買取表で詳細に公表されているお店を選ぶことをおすすめします。

「未使用」なのか「使用済み」なのか把握する</h3>

自宅などで見つかった切手は、その多くが未使用なのか、それとも使用済みなのかによって価値が分かれます。

切手の世界は複雑で、多くの人は未使用切手を高い価値とみなしますが、中には使用済み切手を集めているコレクターもいます。

いわゆる「消印」の希少性を評価する人もおり、消印が付いていた方が高額で買取されるものもあります。

よって、自宅にあるものが使用済み切手の場合は、使用済み切手でいくらの買取になるのか確認しましょう。

買取対象外となる切手の種類を知る

切手にどのくらいの価値を付けるのかについては、お店によって判断が分かれます。

レアな切手につき、1枚ずつ価格を設定しているお店もあれば、判断が難しいものを「買取不可」としているお店もあります。

珍しそうな切手が見つかった場合、価格表で「買取不可」となっているものが多いお店はいったん避けて、できるだけ多くの切手の価格が紹介されているお店を選びましょう。

額面通りとは限らない

切手買取価格表の中には、例えば「85.0%」のような数値が記載されていることがあります。

これは、切手の額面に対して買取額がいくらなのかを示したものです。

例えば「20枚1シートで額面20,000円・93.0%」という記載があった場合は、次のように計算されます。

【20,000円×93.0%=18,600円】

「高額買取=額面以上」という公式は、必ずしもすべての切手において成り立つわけではない点に注意が必要です。

まとめ

切手買取価格表には、そのお店が「この切手はいくらで買い取りますよ」という情報を詳細に掲載しているものです。

できるだけ多くの切手の情報があった方が、査定に関しても期待できるでしょう。

ただし、すべてのお店がプレミア切手などの買取に応じているわけではありませんし、切手の状態によって価値が変わる可能性もあります。

100%価格表の価格通りに売れるとは限りませんが、買取を依頼するのであれば、切手買取価格表に記載された情報にも注目してみましょう。

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